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森の育ち場について

森の中で自然と遊び、人と心を通わせながら”自分”になっていく場です

森の育ち場の特徴

褒めない。叱らない。認める教育


褒めない叱らないことは、子どもの自由に好き勝手にさせることとは異なります。
「自分も大切に、そして人とも調和して生きてゆくことができる人」に育つよう、
共感と存在そのものを認めることを通して子どもたちそれぞれを支援します。
「人は存在を丸ごと認められた時、自ら自分を整え、成長する」という理念に基づく
関わりを土台としています。大人の思惑で褒めたり叱ったりして子どもをコントロールせず、そのままの気持ちを受け止め、共感的に聴く関わりを大切にします。
思いを聴き、こちらの思いも素直に表明するふれあいの中で育まれる健全な自己愛、
自己肯定感は安心と勇気になり何事にも取り組んでいける力になると考えます。

晴れの日も雨の日も森へ


森の育ち場は自前の建物を持ちません。子どもたちと晴れの日も雨の日も森へ出かけます。
毎日同じ森に出かけても森は毎日同じではありません。常に変化し続け、さらに葉っぱ一枚を見ても同じものは2つとありません。
多様であり、変化し続けることで森は保たれ、多様であり、変化し続けることは価値だと教えてくれます。
そんな自然に身を置くと、場から放たれるメッセージをもも子どもたちは存分に感じるでしょう。
人という環境と場という環境どちらも大切だから、森の育ち場ではどんな時も森で子どもたちを出迎えたいと思います。


遊び込む、夢中になる、やり尽くす


短い時間で区切ったスケジュールや全員一律の成功体験の提供は行なっていません。
子どもたち自身の興味関心を起点とし、気持ちを聴き合うことを大切に一日を創っていきます。
最後までやり尽くすことや時間を忘れて夢中になることなどゆったりとした時間の中で
子どもたちが心をしっかり使うことを保障したいと思います。
その中には、試行錯誤したり、時には困ったり、迷ったりすることもあると思います。
そんな気持ちも含めて、時間に追われることなく子ども自身がどんな気持ちも味わい尽くせる場を守りたいと思っています。


非構成を構成する
(非形式的教育・フリーキャンプ)


学生時代、自転車で旅をしました。
回を重ねるごとに「何日にどこに泊まるという計画」よりも
「いつでもどこでも泊まれる心の準備」の方が何倍も旅が面白くなったを今でもハッキリと覚えています。
森の育ち場では大人が一方的に与えるプログラムで一日を創るのではなく、
ミーティングという輪になり子どもたちの気持ちを聴く場を毎朝持つことから始め、1日をデザインします。
“今の気持ち”を感じ、人と心をたくさん通わせ、紡いでゆく日々は人生そのもの。
常に過不足のない関わりと過不足のない準備を大切にしています。
道具の質と量や準備に関してはいい塩梅を心がけ、今、目の前の存在と今の私が関わり合うことでしか生まれない経験に
重きを置き、関わりたいと思います。
あれもこれもろ事前に準備した両手いっぱいのモノを携え不自由に歩む未来ではなく、自分という地図を持ち
軽やかにしなやかに自分の人生を楽しみながら歩む未来にここでの日々がつながっていると信じています。


ご不明な点あればお気軽にご連絡下さい。

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